こんにちは。株式会社NATURAL代表の國武麻美です。
職場での人間関係において、「聴く力」はとても大切なスキルです。
実は、“信頼される人”の多くは「話し上手」ではなく「聴き上手」だということ、ご存知でしょうか?
■ 「聴く」と「聞く」はまったく違う
ただ相手の言葉を「耳に入れる」だけの“聞く”と、
相手の気持ちを受け止めながら“心で聴く”のとでは、まったく違います。
誰かに自分の話を丁寧に聴いてもらったとき、
安心したり、心が軽くなった経験はありませんか?
それと同じように、私たちが「聴く姿勢」で関わることで、
相手は自然と心を開き、信頼が生まれるのです。
■ スタッフ間の信頼も“対話の質”で決まる
職場でよくある悩みの一つに、
「ちゃんと伝えたはずなのに、伝わっていなかった」
「なんとなく誤解されてしまった気がする」
というものがあります。
その背景には、“一方通行のコミュニケーション”があることも。
本当に大切なのは、お互いに聴き合える関係性。
・相手の立場に立って聴く
・言葉だけでなく“感情”も汲み取ろうとする
・アドバイスではなく「共感」で寄り添う
こんな対話が増えると、チームの空気が変わり、信頼が深まっていきます。
■ NATURALが大切にしている「風通しのよさ」
NATURALでは、話しやすさ・相談しやすさをとても大切にしています。
セラピストという仕事は、人に寄り添う繊細な職業です。
その分、心のコンディションや信頼関係が、技術以上にお客様に伝わることがあります。
だからこそ、職場の人間関係を良好に保つことが、
最終的にお客様満足にもつながっていく。
「気持ちよく働ける」「気持ちよく話せる」職場であることが、
セラピストの幸福度を高める鍵だと考えています。
■ 信頼は、“話す力”より“聴く力”で育つ
人は、「聴いてもらえた」と感じたときに心を開きます。
・「最後まで話を聴いてくれた」
・「否定せずに受け止めてくれた」
・「ただ話を聴いてくれただけで、安心できた」
そんな体験をしたとき、人は自然と「また話したい」と感じるのです。
スタッフ同士の信頼も同じです。
一人ひとりが「聴く力」を意識することで、
職場の雰囲気は格段にあたたかくなっていきます。
■ 最後に
NATURALでは、施術の技術だけでなく、心の在り方をとても大切にしています。
お客様の話を聴くこと、仲間の話を聴くこと、
自分自身の心の声を聴くこと。
そのすべてが、セラピストとして、そして一人の人として、
豊かに成長していく道だと信じています。