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人のペースを尊重できる人がチームを強くする

人のペースを尊重できる人がチームを強くする

こんにちは。株式会社ナチュラルの國武麻美です。

前回のコラムでは「焦らずに進む力」について綴りました。
今回は、その続きとして“人のペースを尊重すること”の大切さについてお話ししたいと思います。

どんな職場にも、成長のスピードや得意・不得意の違いがあります。
セラピストも同じで、技術の習得が早い人もいれば、ゆっくり時間をかけて身につけていく人もいます。
でも、そのどちらも間違いではありません。

■ 比べるのではなく、“育ち方の違い”を認める

チームが強くなるとき、それは全員が同じスピードで進んでいる時ではありません。
一人ひとりが自分のペースで前進しながら、互いを認め、支え合っている時です。

早い人が遅い人を引っ張り、遅い人がチームの安心感をつくる。
その循環が生まれると、チーム全体が“柔らかく強い”組織に変わります。

人のペースを尊重できる人は、
相手の「努力」を見ることができる人。
その視点が、信頼を生み出します。

■ チームに必要なのは、スピードではなく「温度」

早く成長することも素晴らしいこと。
でも、温かく支える力も同じくらい大切です。

焦らず、責めず、寄り添いながら、
一緒に前に進む時間こそがチームの温度を高めていきます。
その温度が高いチームほど、お客様にも温かさが伝わり、心に残る接客につながるのです。

■ ペースを尊重するとは、相手を信じること

「まだできていない」ではなく「これからできるようになる」。
そう信じることが、相手の力を引き出します。

人は信じられることで、自分の中にある可能性を思い出します。
そして、その信頼に応えたいと思う心が、成長を加速させる原動力になるのです。

■ チームの中でしか育てられないもの

個人での成長も大切ですが、人との関わりの中でしか磨けないものがあります。
それは、思いやり・信頼・責任感などの人間力。

仲間と協力し、時に意見がぶつかりながらも理解し合う。
その過程で得られる学びは、どんな本にも書かれていません。
チームにいるからこそ、成長できることがたくさんあるのです。

■ ナチュラルが目指すチーム像

ナチュラルでは、“完璧な人”を求めていません。
それぞれが違っていい。ペースも考え方も違っていい。
大切なのは、「人の違いを尊重し合えること」です。

お互いの強みを認め、足りないところを補い合う。
それが本当の意味でのチームワークだと感じています。

焦らずに進む人がいて、全体を引っ張る人がいる。
そのバランスこそがナチュラルの強さです。

■ 最後に──人を大切にできる人は、誰からも大切にされる

人のペースを尊重できる人は、どこに行っても信頼されます。
それは“優しさ”ではなく、“思いやりと覚悟”です。
相手を信じ、自分を信じ、焦らずに前に進む。

そんな人が増えれば、職場も、社会も、もっと温かくなるはず。
ナチュラルは、これからもそんなチームであり続けたいと思います。

今日も、それぞれのペースで。
自分らしく、まっすぐに。

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