こんにちは。
株式会社ナチュラル代表の國武麻美です。
前回のコラムで、「弱さを認めるという強さ」について書きました。
今回は、その続きをお話ししたいと思います。
自分を認められないと、人にも厳しくなる
私はたくさんの人と関わる中で、一つ気づいたことがあります。
自分を認められない人ほど、人にも厳しくなってしまう。
自分には厳しくしなければいけない。
弱さを見せてはいけない。
失敗してはいけない。
そんな思い込みが強い人ほど、その基準を無意識のうちに周りにも求めてしまいます。
すると、相手の失敗が気になったり、できていないところばかりが目についたりします。
本当は相手を責めたいのではなく、自分自身を責めている苦しさが、そのまま外へ向いてしまうことがあるのです。
人は、自分のフィルターで世界を見ている
私たちは、物事をそのまま見ているようで、自分の価値観や経験という「フィルター」を通して世界を見ています。
だから、自分を認められない状態だと、そのフィルターも厳しいものになります。
相手の言葉を悪く受け取ってしまう。
小さなミスが許せなくなる。
「どうしてできないの?」と思ってしまう。
実際には同じ出来事でも、自分の心の状態によって、見え方や捉え方は大きく変わるのです。
まずは、自分を受け入れる
だから私は、まず自分を認めることが大切だと思っています。
完璧じゃなくてもいい。
失敗してもいい。
弱いところがあってもいい。
ありのままの自分を受け入れられるようになると、不思議と人にも優しくなれます。
「自分もそうだったな。」
「成長の途中なんだな。」
そう思えるようになるからです。
自分への優しさは、人への優しさになる
人を認められる人は、まず自分を認めています。
人を受け入れられる人は、まず自分を受け入れています。
そして、人に優しい人は、自分にも優しい人です。
もちろん、甘やかすという意味ではありません。
今の自分を認めた上で、「ここはもっと成長しよう」と前を向けること。
それが、本当の意味で自分を受け入れるということなのだと思います。
もし今、人に対してイライラすることが増えていたり、厳しくなっていると感じる時は、一度だけ自分に問いかけてみてください。
「私は、自分自身を認められているだろうか。」
その問いかけが、自分自身を見つめ直すきっかけになるかもしれません。
自分への見方が変われば、人への見方も変わります。
そして、人への見方が変われば、見える世界そのものが変わっていきます。
だからこそ、まずは自分から。
自分を認め、受け入れることが、人を認め、愛することにつながっていくのだと、私は思っています。