こんにちは。株式会社ナチュラルの國武麻美です。
セラピストという仕事は、「人の心と体に寄り添う」仕事です。
だからこそ、自分の心が整っているかどうかが、施術にも接客にも大きく影響します。
ナチュラルでは、技術や接客だけでなく、“心のあり方”を整えることをとても大切にしています。
今日は、そのナチュラル流「心の整え方」をお伝えします。
■ 心が乱れるのは“悪いこと”ではない
まず伝えたいのは、「落ち込む」「焦る」「イライラする」などの感情は、
決して悪いものではないということです。
それは、心がちゃんと反応している証拠。
大切なのは、感情を否定することではなく、自分の心を観察することなんです。
「今、自分は不安なんだな」「少し疲れてるんだな」
そんなふうに気づけることが、心を整える第一歩になります。
■ 心を整える3つの習慣
ナチュラルでは、スタッフ全員が自然体で働けるように、
日々の中で心を整える習慣を大切にしています。
- 1. 呼吸を整える
忙しい時ほど、呼吸は浅くなりがち。
深呼吸を3回するだけでも、心が落ち着き、思考がクリアになります。 - 2. 感謝の気持ちを持つ
「今日も来てくれたお客様がいる」「一緒に働く仲間がいる」
そう思うだけで、自然とエネルギーが高まります。
感謝は最強の心の整え方です。 - 3. 自然と触れる
太陽の光を浴びる、風を感じる、花を眺める。
自然のリズムと同調すると、心の巡りも整っていきます。
■ 心が整うと、手から“やさしさ”が伝わる
セラピストの手は、言葉以上に心を伝えるツールです。
どんなに技術が上手でも、心が疲れていたり焦っていたりすると、
そのエネルギーはお客様に伝わってしまいます。
逆に、心が穏やかで整っていると、手の温度やタッチの柔らかさが変わります。
「この人に触れられると安心する」──
そう思っていただけるのは、心のエネルギーが届いている証拠です。
■ “与える人”であり続けるために
セラピストは「癒す側」でありながら、
実は最も“癒し”を必要としている存在でもあります。
人に与える仕事だからこそ、自分を整える時間が必要。
自分が満たされていないと、心の余裕がなくなり、
優しさや笑顔が作り物になってしまいます。
まずは自分を大切にすること。
それが、長く続けられるセラピスト人生の鍵です。
■ ナチュラル流マインドメソッドとは?
ナチュラルでは、月に一度の勉強会や面談で、
スタッフが自分の心と向き合う時間を大切にしています。
技術の研修だけでなく、マインドを整える“学びの時間”があるのも特徴です。
人として、セラピストとして成長していくために、
「心を磨く」ことを欠かさない。
これが、ナチュラルの考える“本当のプロ意識”です。
■ 最後に──心が整えば、人生が整う
仕事の悩み、人間関係の悩み、将来への不安。
どんな問題も、まずは「自分の心を整えること」から始まります。
焦らず、比べず、自然体で。
そして、自分の中の小さな幸せを見つけていくこと。
それが、ナチュラル流マインドメソッドの核心です。
心が整えば、言葉も変わり、行動も変わり、
その先の未来までも変わっていきます。
今日も、あなたの心が穏やかでありますように。
そして、その穏やかさが、誰かを癒す力になりますように。