こんにちは。
株式会社ナチュラル代表の國武麻美です。
長く人を見てきて、最近ふと思うことがあります。
お客様から好かれている人は、スタッフからも好かれていることが多い。
そして、安定して結果を出している人ほど、愚痴が少ないように感じます。
反対に、なかなか結果が出なかったり、ずっと同じところで停滞していたりする時ほど、周りへの不満が増えていることがあります。
これは、なぜなんだろう。
そんなことを考えるようになりました。
お客様の前だけ、良い人にはなれない
接客業なので、もちろんお客様の前では笑顔で接します。
丁寧な言葉を使い、優しくお話を聞き、心を込めて施術をする。
でも、本当にお客様から長く愛される人を見ていると、それだけではないんですよね。
スタッフにも優しい。
困っている人がいたら自然と助ける。
「ありがとう」が言える。
自分の機嫌を周りにぶつけない。
人によって態度を大きく変えない。
一緒に働いている人まで、なんとなく気持ちよくなる。
お客様から好かれる人は、お客様にだけ好かれる振る舞いをしているのではなく、普段から人を大切にしている。
だから、その人柄がお客様にも自然と伝わるのだと思います。
人は、思っている以上に伝わっている
どれだけ接客マニュアルを覚えても、普段の自分と、お客様の前の自分を完全に切り離すことは難しいと思います。
言葉。
表情。
声のトーン。
相手への気遣い。
ちょっとした動作。
施術に触れる手。
いろいろなところから、その人自身が出てきます。
だから私は、接客力を磨くことと、人間力を磨くことは、別々ではないと思っています。
良いセラピストになろうと思ったら、良い接客を覚えるだけではなく、日常の自分自身を磨く。
そこが、とても大切なのではないでしょうか。
結果を出している人ほど、愚痴が少ない
そしてもう一つ。
結果を出している人を見ていると、愚痴を言う時間が少ないように感じます。
もちろん、結果を出している人だって嫌なことはあります。
腹が立つこともある。
落ち込むこともある。
「もう嫌だ!」と思う日だってあると思います。
でも、その後が違います。
「じゃあ、どうしよう。」
「私にできることは何だろう。」
「次はどうすればうまくいくかな。」
と、自分が変えられることへ意識を戻していく。
問題がないのではなく、問題の中に居続けない。
ここに、大きな違いがあるように思います。
愚痴が悪いのではなく、そこに居続けない
私は、愚痴を一度も言ってはいけないとは思いません。
人間なので、吐き出したい時だってあります。
誰かに聞いてもらうことで、気持ちが整理されることもあります。
でも、同じことを何度も何度も言い続けているのなら、一度立ち止まってみてもいいのかもしれません。
会社が悪い。
上司が悪い。
スタッフが悪い。
お客様が悪い。
環境が悪い。
そうやって自分の外側に原因を置き続けると、自分自身は何も変わらなくなってしまいます。
そして気づけば、半年経っても、一年経っても、同じことで悩んでいる。
愚痴が問題なのではなく、自分では変えられないものに意識を向け続けることで、自分の成長が止まってしまうことが問題なのだと思います。
微妙なところに居続けてしまう理由
すごく悪いわけではない。
でも、突き抜けて良くもならない。
売上も、あと少し。
技術も、あと少し。
人間関係も、いつも何となくモヤモヤする。
そんな「微妙なところ」に長く居続けてしまうことがあります。
その時に見てほしいのが、自分の意識がどこに向いているかです。
「どうして私ばっかり。」
「あの人がこうだから。」
「もっと会社がこうしてくれたら。」
そう考える時間が増えていないでしょうか。
同じ出来事が起きても、
「私は何を変えられる?」
「もっとお客様に喜んでもらうには?」
「自分の技術で改善できるところは?」
「私自身が、一緒に働きたいと思われる人になるには?」
と考える人は、少しずつ前へ進んでいきます。
一日では大きな差にはなりません。
でも、それを一年、三年、五年と繰り返した時、その差はとても大きくなるのだと思います。
結果とは、売上だけではない
そして、ここでいう「結果」は、売上だけではありません。
お客様から信頼されている。
仲間から信頼されている。
困った時に「あの人に相談したい」と思ってもらえる。
後輩から「あんな人になりたい」と思ってもらえる。
仕事を長く続けられる。
自分自身も気持ちよく働ける。
私は、これらもすべて結果だと思っています。
お客様からも、仲間からも必要とされる人になる。
その積み重ねが、結果として売上や役割、信頼にもつながっていくのではないでしょうか。
自分が変えられることに、力を使う
誰かの悪いところを探そうと思えば、いくらでも見つかります。
会社の足りないところだって、探せばたくさんあります。
私自身も、まだまだ改善することばかりです。
でも、人の足りないところを探し続けても、自分の人生は豊かになりません。
それよりも、
今日、自分にできること。
今日、喜ばせられるお客様。
今日、助けられる仲間。
今日、磨ける技術。
今日、改善できる自分。
そこに力を使う。
愚痴をゼロにすることが目的なのではなく、愚痴で終わらず、自分の力に変えていく。
そんな人は、少しずつ周りから信頼されるようになります。
そして気づけば、お客様にも、仲間にも、「この人と一緒にいたい」と思ってもらえる人になっている。
結果を追いかける前に、まず自分自身を磨く。
結局、仕事も人間関係も、そこに戻ってくるのだなぁと思います。